(misaharada london)の2016-17年秋冬コレクションを紹介する。 イギリス・ロンドンを活動拠点とする、。英国王室ご用達の帽子ブランドに勤務し、エリザベス女王在位50周年記念式典のパレードでは、彼女がデザインした帽子を女王が着用し、当時大きな話題となった。 そんな彼女が手掛ける今季は、20世紀の抽象芸術からインスピレーションを受けている。テーマは「カレイドスコープ モダン(Kaleidoscope Modern)」。 特に強く影響を受けたのは、彫刻家・現代美術家であるアレクサンダー・カルダーと画家のソニア・ドローネだ。アレクサンダーが発明・制作した彫刻、そして幾何学的な模様。ソニアが描いた鮮やかなと絵画が、デザイナー原田に光を宿している。 で仕上げた羽飾りは天高くのび、リサイクルのメタリックはキラキラと輝く。レースのアップリケ、顔を覆うベール、クリスタルの。そんな装飾の数々は、気品と洗練さをもたらしてくれる。 素材は、ファーやを用いて。カラーもバーガンディや、ダークなど、重厚感のあるものを好んだ。男性の正礼装に用いられる「ホンブルグ帽」や、ツバの広い「ワイドブリム クロッシェ」は、今シーズンのムードをくんだアイコンアイテムといえる。 原田が生む、大胆さと繊細さを併せ持つ帽子たちは、着想源となったエネルギーとバイタリティあふれる抽象芸術と深く共鳴し合い、現代的なエレガントを奏でている。