展覧会「没後50年 鏑木清方展」が、京都国立近代美術館にて、2022年7月10日(日)まで開催される。美人画にとどまらない清方作品の全貌鏑木清方《道成寺(山づくし) 鷺娘》1920年(大正9) 福富太郎コレクション資料室 [5月27日(金)~7月3日(日)展示]鏑木清方《道成寺(山づくし) 鷺娘》1920年(大正9) 福富太郎コレクション資料室
[5月27日(金)~7月3日(日)展示]
©︎Nemoto Akio明治期から昭和期にかけて活躍した日本画家、鏑木清方。1878年(明治11)、東京・神田に生まれた清方(本名・健一)は、浮世絵を基調とする平明な姿かたちと、明るい色調による美人画で画壇での地位を築き、大正期半ば頃からは社会との接点をもつ作品世界を模索した。そして1923年(大正12)の関東大震災とその後の復興を境として、自身を育んだ明治を回顧する主題のもとに新たな画境を切り拓いてゆくこととなる。鏑木清方《築地明石町》1927年(昭和2) 東京国立近代美術館 [通期展示]鏑木清方《築地明石町》1927年(昭和2) 東京国立近代美術館
[通期展示]
©︎Nemoto Akio清方は、と並び称される美人画家として定評があり、なかでも長らく所在不明だった《築地明石町》は、その代表作であるばかりでなく、近代日本画壇における美人画の最高峰に位置付けられる。しかしながら、清方の作品すべてを単純に美人画に括ることは難しい。それは、江戸の面影をいまだ色濃く残す東京に生まれ育った清方は、東京の市井の人びとの生活、そして人生の機微を細やかに汲み取ることに関心を抱いていたからにほかならない。鏑木清方《鰯》1937年(昭和12)頃 東京国立近代美術館 [通期展示]鏑木清方《鰯》1937年(昭和12)頃 東京国立近代美術館
[通期展示]
©︎Nemoto Akio東京と京都を巡回する「没後50年 鏑木清方展」は、清方の日本画約109件を紹介する大規模な回顧展だ。作品をテーマごとに紹介した東京会場とは異なり、京都会場では清方作品を年代順に展示。清方の画業を代表する三部作《築地明石町》《浜町河岸》《新富町》を全会期をとおして展示するとともに、清方が幼少期より親しんだ芝居や歌舞伎、文学などに落語に取材した作品も紹介し、美人画にとどまらないその創作の全貌に光をあてる。展覧会概要展覧会「没後50年 鏑木清方展」
会期:2022年5月27日(金)~7月10日(日) 会期中に一部展示替えあり
会場:京都国立近代美術館
住所:京都府京都市左京区岡崎円勝寺町
開館時間:9:30~18:00(金曜日は20:00まで)
※入館はいずれも閉館30分前まで
休館日:月曜日
観覧料:一般 1,800円(1,600円)、大学生 1,100円(900円)、高校生 600円(400円)、中学生以下 無料
※ ( )内は20名以上の団体料金(団体鑑賞時には事前に美術館に問い合わせのこと)
※心身障がい者および付添者1名、母子家庭・父子家庭の世帯員は無料(入館時に証明できるものを提示)
※本料金でコレクション展も観覧可
※開催情報は変更となる場合あり(来館前に最新情報を確認のこと)

【問い合わせ先】
京都国立近代美術館
TEL:075-761-4111 (代表)