が、2014年2月27日(木)にパリファッションウィークで2014-15年秋冬コレクションを発表。アン・ドゥムルメステール退任後、初となるコレクションは、セバスチャン・ムーニエ(S bastien Meunier)を中心としたデザイナーチームが手掛けている。
コルドリエ修道院で行われた今季のショーは、轟音が入り混じるミステリアスなBGMとともにスタートする。ファーストルックは、のジャケットに、のドレスを合わせた装い。大きくV字にひらいた胸元と、抑圧的なレザーパンツのバランスは、フェティッシュな香りを漂わせる。
は柄・色味をほとんど持たず、黒一色で展開されていく。時折見られるメンズウェアやシューズのみ、メタリックなブロンドゴールドをアクセントで使用し、アウターの下に着たジャケットやパンツでな要素をプラスした。後半にはクリーンなホワイトのルックが数ルックだけ登場。やオーバーサイズのトップスを合わせたスタイルなど、リラクシングにまとめている。
ワントーンの装いに隠された、絶妙なバランスの着こなしにも注目したい。厚みのあるアウターを片側だけウエストマークしたり、トップに複雑に布をからませたりと、独特のスタイリングに目を奪われる。最後はシンプルな布を重ねたようなルックが登場し、何本もの紐をゆるやかに靡かせてフィナーレを飾った。





コメント